ご近所さんの雪だるま

午後から坂道の下の雪かきをする。除雪車が除けて行った雪に坂道のロードヒーティングでとけて流れた水が滲み込んでシャーベット状の起伏を広範囲に作っていた。放っておくと大小の氷山になり、車や人の出入りに支障がでる。体調が万全でないせいか、すぐに息が上がる。手を休め休め、ゆっくりと作業する。ふとある方向を見やると、なんと大きな雪だるまが目に飛び込んできた。松毬と小石を使って丁寧に顔が作ってある。笹の両腕もある。小石のボタンもある。作り手の几帳面な性格が伝わってくる雪だるまだ。小学生のお子さんが二人いるご近所さん作。我が雪だるま2号、3号が刺激になったとすれば、こんな嬉しいことはない。その我が雪だるま3号は少しずつとけて小さくなった末に新雪をすっぽりと被った放置状態にある。作った私には本来の姿が明瞭に看て取れるが、初めて見た人には何だか分からないだろう。早くメンテナンスしてあげなければと思いながら、雪かきで体力を消耗し、今日は諦めた。


「何、これ?」でしょ。我が雪だるま3号。基本形はなんとか維持している。「魔法の杖」も健在である。