朝の散歩で、一羽のツグミ(鶇, Dusky Thrush, Turdus naumanni)を見かける。近くにはスズメの群がいるだけで、他にツグミは見かけなかった。栗色の羽縁、脇腹の黒斑、黄白色の眉斑が目立つ特徴。ツグミは日本全国で見られる代表的な冬鳥で、越冬中はほとんど鳴くことがなく、口を噤(つぐ)むことから「ツグミ」と呼ばれるようになったという。漢字「鶇」は、春になると東に飛び去る鳥という意味らしい。*1
珍しいことに、住宅街の上空をトビ(鳶, Black Kite, Milvus migrans)が悠然と旋回していた。こちらも見かけたのは一羽だけ。