スプリング・エフェメラルのなかで一番惹かれるカタクリ(Katakuri, Dogtooth violet, Erythronium japonicum)。今年も会えた。思わず、愛撫するように撮影していた。
Mさんちの庭でもツツジ(躑躅, Azalea, Rhododendron)の花が咲いた。
道端にしゃがみ込んで満開の雪割草(Mealy primrose/Liver leaf, Hepatica nobilis var. japonica)の写真を取っていたら、
エル(14歳)を連れた年配のN夫人に「風太郎は?」と声をかけられた。しばらく世間話をした。膝の関節と心臓が弱っているエルに少しでも長生きしてほしいとNさんは語った。
タンポポ公園のエゾノコリンゴ(蝦夷の小林檎, Manchurian crab, Malus baccata var. mandshurica)にも新芽が。
トウモロコシ畑の隅っこに今年もオオイヌノフグリ(大犬の陰嚢, Persian speedwell, Veronica persica)が咲き始めた。別名ルリカラクサ(瑠璃唐草)。
id:kinaさん、先日分からなかった花はこれです。何でしょうね?
Kさんちの庭のチシマザクラ(千島桜, Prunus nipponica var. kurilensis)の新芽。庭にいたKさんと立ち話する。Kさんが今年もボケの実を譲ってくれることを約束してくれた。ボケの木は手入れがとても厄介で、放っておくと、枝が伸びすぎて本体が弱り、枯れてしまうこともあるという。それに比べて、チシマザクラは、手入れしなくてもいいから、ラクチンなんだそうだ。なるほど。
主人を失った廃庭のレンギョウ(連翹, Forsythia suspensa)。今年も「黄金の噴水」が見られそうだ。