5、6、7日と朝の散歩はできなかった。その間に、町内の「開花地図」はすっかり塗り変えられていた。まずは、昨日8日の記録。
Kさんちの庭ではチシマザクラ(千島桜, Prunus nipponica var. kurilensis)が満開だった。
ボケ(木瓜, Flowering Quince, Chaenomeles speciosa)の白花も、
ボケ(木瓜, Flowering Quince, Chaenomeles speciosa)の赤花も。今年もボケの実がたくさん成りそうだ。
廃庭のアズマシャクナゲ(東石楠花, Rhododendron metternichii var. pentamerum)が開花していた。
二ヵ所でフサスグリ(房酸塊, Red Currant, Ribes rubrum)の花を見かける。
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今日の記録。今朝は原生林の横を通り、藻岩神社に立ち寄るまではいつも通りだったが、その後ハナに挨拶してから、上の土地に向かい、いつもの散歩コースとはまったく違う道を辿った。その途中でハナの娘ハッピーに出会ったのだった。
原生林では、シロバナエンレイソウ(白花延齢草, Trillium tschonoskii)が咲いていた。
サクランボの木の幹に粘菌(Slime mold)が広がっていた。変形体(アメーバ状の動物)として活発に活動しているように見えた。南方熊楠を連想する。
思いがけない場所でひっそりと咲く可憐なニリンソウ(二輪草, Anemone flaccida)の花。
一枚の花弁だけに模様が入っている直径4センチくらいの初めて見る花。低木あるいは若木の木肌は灰白色ですべすべした印象。未詳。
傾斜地の下から生えたカエデ(蝦夷板屋, Acer mono Maxim. var. )の枝がちょうど目の高さくらいのところを揺れていた。その尖端に花が咲いていた。
下の土地と上の土地をむすぶ人だけが通れる長い階段の脇にヒトリシズカ(一人静, Chloranthus japonicus)の群生があった。
近所の廃庭でムラサキハナナ(紫花菜, Orychophragmus violaceus)が咲き始めた。その近くでエゾムラサキも咲いていたが撮影し損なった。