シラカバ、トドマツ


所用でろまん亭へ。藻岩山の東側の麓(住所は藻岩下2丁目)にあるケーキ屋。



その付近ではシラカバ(白樺, Japanese White Birch, Betula platyphylla var. japonica)がめにつく。



ろまん亭の近くの空地にぽつんと一本のトドマツ(椴松, Sakhalin fir, Abies sachalinensis)が立っていた。よくぞ残ったという印象。惹かれた。トドマツはモミ属(Abies)。学名、英名とも「サハリンのモミ」という意味。エゾマツ(蝦夷松, Jezo spruce, Picea jezoensis)はトウヒ属(Picea)。トドマツは枝先が斜め上に上がるが、エゾマツは枝先が斜め下に下がるので、遠くからでも見分けがつく。また、カラマツ(唐松, Japanese larch, Larix leptolepsis Gordon)は落葉松、ラクヨウと呼ばれるようにマツ科のなかでは珍しく落葉するので見分けがつく。