小森さんのラジオから流れていた歌


雪かき道具*1


普段手に持つ物と言えば、ペンか食器か鍋かフライパンかヤカンか本かカメラくらいのヤワな生活を送っている。今朝家の周りの20センチくらい積もった軽い雪を短時間に腕の力任せにかいたせいか、両腕が筋肉痛である。雪かき(除雪)には私にとっては「三種の神器」とも言うべき、ママさんダンプスノーダンプ)とスコップとプッシュを使う。大量の雪を一気に除けるにはママさんダンプを使う(写真右)。少量の軽い雪なら、プッシュで押して、所定の場所に除ける(写真左から二番目)。狭い場所や重たい雪にはスコップを使う(写真右から二番前)。今朝はその三種をすべて使った。雪かきに縁のない土地に住む人にとってはピンと来ない話だと思うが、そのプッシュと呼ばれる一種の雪かき道具の把っ手の部分が壊れている。先シーズン中に把っ手と柄を固定するネジがいつの間にか行方不明になったのである。固定されていない把っ手がスポスポ抜けてしまう。抜けないように余計な力を使ってプッシュしたことが、筋肉痛の最大の原因である気がしている。



雪かきを終えて、散歩に出た。途中、小森さんが自宅のガレージでスコップとプッシュの手入れをしていた。ポリカーボネート(熱可塑性プラスチックの一種)製の刃の部分の滑りが悪くなったと、油を塗っていたところだった。ガレージではラジオから聞き覚えのある男の甘く物悲しい声の歌が流れていた。小森さんに無くなったプッシュのネジの話をしたら、多種多様なネジが収納されたボックスを取り出して、その中から手際良く三本のネジを選んだかと思うと、「多分、これのどれかで大丈夫だ。持ってけ」と言って持たせてくれた。帰宅後、三本のネジを試した。そのうち一本のネジがぴたりと合った。さすが、小森さん。ありがとう。それにしても、小森さんのガレージでラジオから流れていたあの歌は何だったろう?