Robin 3 ×





TOPCON(トプコン)社製の超小型双眼鏡 Robin 3 ×(製造年不明)。手のひらに収まるほど小さい。亡父の遺品のひとつ。Robin と言えば、ヨーロッパコマドリロビン・フッドなどから連想が膨らむが、命名の由来は不明である。ピント調整リングの頭にはトプコンの旧社名であるTOKO(東京光学機械株式会社)のロゴマークが浮き彫りされている。左右対称になるように直線を組み合わせたややラフな図柄の由来も不明である。気が向くとポケットに入れて持ち歩いている。構造的には最も単純ないわゆるガリレイ式の双眼鏡で、倍率は3にすぎないが、ちょっと離れた場所に不意に飛来した野鳥をそっと観察するのに役立っている。