太陽の果実の中で種子のように眠る半裸の少年の図像とカーサ・サフラの意味


近所のコンビニで安ワインを物色していたら、若い女店員に「超お買い得です!」と強く薦められたのが、「カーサ・サフラ」という名前のスペイン産の赤ワインだった(バレンシア州アリカンテにあるサルバドル・ポベダ(Salvador Poveda)という醸造所でモナストレル種(Monastrell)を原料に作られた2003年物。いわゆるフルボディ。ちゃんとコルクの栓が使われている。値段は500円)。詳しい事情は彼女も知らなかったが、とにかくかなり安値で仕入れることができたらしい。安いからだけでなく、実はラベルに印刷された太陽を象ったように見える果実のようなものの中で種子のようにうずくまって眠っている半裸の少年を描いたロゴマークとCasa Safra(カーサ・サフラ)という美しい響きの名前に惹かれて、買うことに決めた。ちなみに、「Casa Safra」の書体は、スクリプト(手書き風)書体の Zapfino(ツァプフィーノ)である。味は値段の割りにはかなりよかった。気になった図像の由来は調べがつかなかった。Casa Safra(カーサ・サフラ)の意味も気になったが、こちらも調べはつかなかった。ワインの命名にはよくあるように、Safraは人名で、Casa Safraは「サフラさんの家」という意味だろうか、それとも英語のHarvest Homeに相当する「収穫祭」という意味だろうか、、。


参照


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