前々エントリー「記憶とは観察力である:奄美自由大学体験記4」への美崎さんのコメントにはちゃんと応答しなければ、と感じたいくつかの論点があった。そのうちの一つは、実際に「モノが多重に見える」経験と、記録ツールのサポートによって実現される「脳…
すべては私の、そして結局は非人称の、意識への現れにすぎないとみなす薄っぺらな独我論(世界観)ではなく、決して消去できない「私」の経験に定位した、ウィトゲンシュタインの、いわば「存在論的独我論」(野矢茂樹さんの命名)を学生たちに解説しながら…
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