『ウェブ進化論』を読む0:インターネットの真の可能性

受講生の皆さん、こんばんは。

本日の授業は、
1)標準的情報倫理の知識を問う、練習問題2をやり、
2)インターネットの新しい動向Web 2.0の具体例として、Googleの様々なサービスの一端を知ってもらい、
3)『ウェブ進化論』の序章を詳しく解説、敷衍しました。

3)に関しては、チープ革命総表現社会→検索システムによる玉石混淆問題解決の流れと、インターネットの真の意味である「不特定多数無限大」のつながりのコストはほぼゼロ→「ほぼ無限大×ほぼゼロ=なにがしか」の流れをしっかりとおさえてください。特にインターネットの真の可能性である「開放性」の善の部分に照準した米国の研究開発こそが新しい動向の牽引力になっていることは真の情報倫理にとっても非常に重要なポイントです。また、情報的世界観として、インターネットを増殖膨張を続ける「情報宇宙」をとらえ、そこから必要な知識をダイナミックな方式で抽出可能にする検索システムの意義を再認識することが大切です。

授業後、mixi関連の相談も行いました。tanemura-kun、ありがとう。