「Flickr.comの力(07/04)」と題されたエントリーの中で、井口さんは「Child」で検索した結果をひとつの衝撃的な例として挙げながら、従来の写真集や雑誌等のメディアにおける映像(写真)体験や編集を超えた新しい体験と編集の可能性について触れている。私も深く共感する。井口さんは最後に「デジカメの普及とかフィルムカメラの衰退」といった文脈を超えたもっと広く深い文化の地殻変動を示唆している。非常に興味深い。
こうして距離や時間を越えて生のイメージにアクセスできるということを目の当たりにすると、もはやデジタルイメージの世界は我々のカルチャーそのものを塗り替えるところまできていることに気づかされる。
http://digitao.jugem.cc/
私も試みに、同じ「Child」で検索してみた。その結果は、337,469 photosからなる未曾有の「写真集」だった。
http://flickr.com/search/?q=Child