未来にはノスタルジーが

SmartWriteがあればなあ。台所のホワイトボードではやっぱり間に合わない。MさんがSmartWriteのOSX版どころか、Ajax版の開発協力を申し出てくれた。嬉しい。もしSmartWriteがあれば、今朝は次のようなメモをしたはず。いちいちパソコンに向かって、キーボードを打たなければならないので、すごくロスが多い。

自他の体験を既知の秩序や方向といった形にもとづいて有意義な現在の経験に仕立てることが狭義の情報デザインだが、それを一層深めるなら、未知の形に基づいて懐かしさの感情(ノスタルジー)を伴った深みのある未来の経験にしたてることが、究極の情報デザインである。

自分を振り返ったとき、体験の記憶はたいへん粗末で、埃をかぶったような状態にある。碌な記録のされかたをしていない。断片的で散在する記録の中に、平板な「思い出」をその都度反復することしかできないことが多い。これでは、つまらない。

時空を超えて伝えられるもの

現在のためのデザイン
未来生活デザイン(美崎薫さん)

未来のための記憶

過去を豊かに書き換えるために

記憶を深いところから更新する記録術

物語に落ち込まない情報流をいかに上手に記録するか
上手な記録の仕方とは、用意に検索できる記録の仕方のこと 有機的データベース 遺伝子?

自分の記憶(遺伝子も含めた)を他者の記憶に繋げること コミュニケーションの深層

機械との対話から自然、地球との対話へ

地球というデータベースをいかに読み解くか、検索するか

遺伝子と地球との対話のイメージが生まれる

「私」というインターフェースをどこまで高機能化、透明にできるか
より多くの情報を「私」を通過、透過させらるか(吉増剛造さん)


畢竟、ビジネスの文脈から逸脱はしていない(?)グーグルの世界観
あるいはわれわれはビジネスの文脈から根本的に逃れられない?

しかし、電子化されざる、そもそも記録されていない人類の記憶、無意識の探究の方が
絶対面白いのは確かである