眼が変わった

東京から戻って、一段と見えるものが増えたと書いた。増えた分は、人間の手が加えられたものが時を経て老朽化してゆく姿のようだ。かつては一瞥して通り過ぎていたものたちになぜか愛着を抱くようになっている。元来ひねくれた根性なのだが、今はパッと見では決して美しいとは言えないものの様子に自然と心惹かれる。今朝の風太郎との散歩で愛着を抱いたものたち。