重力と恩寵

今朝の散歩では藻岩山はまったく見えなかった。眼はつららを探していた。

雫。運命のような重力に抗うように生成する形が「つらら」かと思った。

空に、天に向かって伸びようとする力をこの枯れた花、実に感じた。

集まると「賑やか」な印象。

とある母子寮の建物の一部。毎朝大型船の窓を連想する。父親のいない子どもたちの気持ちを考える母親の気持ちを想像する。「大きな船」のような気持ち、か。