「香水の快楽」の意味

昨日のHさんとの談話についての記事を読んだHさんご本人から、驚くべき鋭い指摘を含んだメールをいただいた。私だけの情報にしておくことはもったいないと判断して、ここに紹介する。

私も、香りが他の感覚のに較べて、突出しているものがあると思います。
嗅覚は一瞬の鋭い衝撃のようです。
自分の意思であってもなくても瞬時に再現することが出来る便利な感覚のようにも思えます。

人がどこかで人生の理想を香りとして持っている。
”香水の快楽”はそのような意味合いを含んでいそうで、とても素敵な響きに感じます。

「鋭い衝撃」としての香り、「人生の理想」としての香り。私にはそこまで思い至らなかった。メカスの真意に一歩近づくことができた気がする。Hさん、ありがとう。