snow sheet

1月9日以来、まとまった量の雪は降っていない。日中0℃近くまで気温が上がり雪は解け、夜間には冷え込んで凍る、のくり返しで、たまに小雪がちらつく、という日が続いている。昨晩から今朝にかけて少しだけ降った雪が一面を真っ白なシーツで覆ったかのようだった。

昨日までの除雪され道路脇や空き地に捨てられていた薄汚れた雪も薄い一枚のシーツで覆われていた。シーツの下に隠れている形が見える。こんな環境芸術があったことを思い出す。

北方の藻岩山方面へ向かう朝の散歩で、ほぼ折り返し地点にあたるのが藻岩神社。今朝はその近辺の道路で中型の除雪車(ブルドーザー)と排雪車(中型トラック)が作業をしているところに鉢合わせた。

排雪された後はこんな感じ。路面にはブルドーザーの大きなタイヤに装着されたチェーンの跡がくっきりと見える。

作業の様子を見ていたら、最近ときどきすれ違うバセット・ハウンド犬を連れたご夫人が近づいてきて、初めて短い会話を交わした。名前は「フック」。「こちらは風太郎」。「愛嬌のある名前をつけてもらったのね」。

フックの上目づかいの視線の先に風太郎がいる。

比較的交通量の多い道路は昨晩のうちに歩道の縁石の輪郭がわかるほどきれいに排雪されていた。

エゾマツの幹の樹皮に目をひかれた。味わい深い。

写真はないが、昨日書いたコロラドトウヒの樹皮の表情と似ているがやはりどこか違う。明日はコロラドトウヒの表情に迫ろう。