札幌、晴れ。暑いくらい。鼻炎がひどく、体調もすぐれず、朝の散歩は家人にバトンタッチ。散歩から戻った風太郎と一緒に、なんと、ヒガラ(日雀, Coal Tit)が風太郎の部屋に飛び込んできた。風太郎の部屋といっても、元々ウッドデッキのベランダを改造した一応室内なのだが、居住スペースとは別空間になっている部屋である。その風太郎の部屋の出入口には日よけの簾が下がっていて、隙間は下方50cmくらいしかない。ヒガラは入ったはいいものの、その出口を見つけられずに、風太郎の部屋の中を飛び回っている。こんなに間近で見ることができてラッキーとは思いつつも、どうやって逃がしたらいいか、頭はフル回転していた。結局、外から家人が簾を持ち上げて出入り口の空間を広げている間に、私がヒガラをそちらに追い込むことにした。私が風太郎の部屋に入って、家人が簾を持ち上げた瞬間、ヒガラは見事にその広くなった隙間から飛び出ていったのだった。