一日散歩を休んだ間に次々と花が

札幌、雨。少し寒かった。

藻岩山、ゲレンデの雪は「点」になった。今朝はスズメを沢山見かけた。みな頬に黒斑のある在来種のスズメ。件のイエスズメはまだ一度も見かけない。

スズメの動きを目で追っていたら、道路よりも1mほど高い土地にある家の庭にエゾムラサキツツジ(Arctic Pearl)が一斉に花開いているのが目に飛び込んできて驚いた。一昨日は咲いていなかったはずだ。暑いほどだった昨日から咲き始めたのだろう。しばし見上げていた。

原生林ではヒヨドリのさえずりに混じって、ウグイスのさえずりを今年になって初めて聞いた。姿は見えなかった。
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ある家の庭でスイセン(Narcissus, Daffodil, Chinese sacred lily)も咲いていた。驚いた。昨日一日で季節は一気に加速した感じだ。

さらに立て続けに、見知らぬ花を二種見かけた。
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これはまだ花は閉じているが、釣り鐘状で、斑入りの葉も大きな特徴だから、すぐ同定できるだろう思ったが、まだ調べがついていない。
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最近よくあるピンぼけ。目もカメラも機能が衰えている。明日まともな写真を撮ろう。
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雨に濡れたミスミソウ(Mealy primrose)は花をしっかりと閉じていた。
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yukioinoさん(id:yukioino)から、これはハナニラ(Spring star flower)にしては花弁の形がちょっと違うと指摘のあった「ハナニラ」。まだ調べがついていない。mmpoloさん(id:mmpolo)からは、下のチオノドクサ(ユキゲユリ, glory of the snow)の花に似ていると指摘があった。
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これはチオノドクサ(ユキゲユリ)に間違いないようなのだが、上の「ハナニラ」とは葉の形が明らかに違う。チオノドクサの葉は細長く鋭利なのに対して、「ハナニラ」の葉は幼いネギのような形である。どうも野菜の花が怪しいと思えてきたが、ネギ(Scallion)ニラ(Leek)の花はこんなんではないし、花探偵もいよいよ面白くなってきた。