あれは芍薬(シャクヤク)か

札幌、晴れ。やや暑い。少し風がある。

藻岩山。

昨日はロングショットだったヒメレンゲ(姫蓮華, Sedum subtile)の花の形がよく分かるように接写した。

訂正。これを昨日はキク科のダリア(Dahlia pinnata)と記録したが、花弁の形などから違和感を覚え、調べ直したら、ダリアにしては時期が早すぎるようだし、やっぱりボタン(牡丹, Paeonia suffruticosa)かシャクヤク芍薬, Paeonia lactiflora)のような気がしてきた。同じボタン科(Paeonia)でありながら、牡丹は木、シャクヤクは草であることを初めて知った。花に目を奪われて、葉や茎をちゃんと見ていなかったので、断定はできないが、どちらかと言えば、花の作りの傾向からシャクヤクではないかと思っている。明日にでもちゃんと全体を観察してみるつもりだ。

白い大輪が目をひいたこれも私にとっては微妙だが、シャクヤク芍薬, Paeonia lactiflora)だと思う。植物の世界の分類は難しいと痛感する。サクラの仲間の分類は大きな宿題として残っているし、少し前にはツツジシャクナゲの違いに戸惑い、今回はボタン/シャクヤクの違い、否、それ以前にそれぞれの属のなかでの差異に翻弄されている。