old and new battles for essential cinema:365Films by Jonas Mekas

ジョナス・メカスによる365日映画、8月、227日目。


Day 227: Jonas Mekas
Wednesday, August 15th, 2007
9 min. 26 sec.

with Kubelka,
two generals
reminisce about
old battles --

クーベルカと共に、
二人の将軍が
かつての戦いについて
思い出を語る

姿の見えないインタビュアーがフランス語でメカスにこれまでの活動について質問し、英語で「分かりますよね」と言いながらマイクを向ける。固定されたカメラはメカスの横顔とクーベルカの正面を捉えている。メカスは、物質的に脆い、フラジャイルなフィルムを保存する活動を行って来たが、それはあくまで他の人たちと共有する、シェアするためなんだと力説する。

クーベルカもまた1964年から始められたウィーンでの独立系、実験系フィルムの保存活動について、アメリカにおけるメカスの活動との「共同戦線」の含みを持たせつつ、とりわけ直面した問題、すなわち、映画というものに対する一般的な通念、つまり映画とは低級な芸術でプロダクションが制作するものであるという通念との戦い、あくまで個人による独立した、実験的な試みとして、他の芸術との連携の地平において映画というものを捉える考え方、見方を普及させることの困難さについて語る。クーベルカは付け加えるべきことがあるはずだとメカスに水を向ける。

メカスは60年代から70年代にかけての230タイトルのコレクションを巡って、合衆国における映画教育、特に大学における映画教育の変化について言及する。ある時期まではハリウッド映画、プロダクション映画だけが教えられていたが、今や全米の200を数える大学の映画コースで独立系の映画について教えるプログラムが走っていると。