イトバハルシャギク、ムシトリナデシコ、キクニガナ(チコリ)、エゾアカバナ

札幌、薄曇り。蒸し暑い

藻岩山。

道端に群生するノラニンジンの間に黄色い花が目にとまる。細い葉だ。簡単に同定できるだろうと高を括っていたが、意外にもちょっと苦労した。イトバハルシャギク(糸葉波斯菊, 糸葉春車菊, Coreopsis verticillata)だった。


昨日、ピンぼけだったムシトリナデシコ(虫取撫子, Silene armeria)と記録した花の写真を今朝撮り直してみたが、色が滲む。


以前記録したキクニガナ(菊苦菜, Cichorium intybus)を観察しなおした。多年草だが木に見えるような固い(触ってみた)茎に棘があった。キクニガナはチコリという名でハーブの一種としてよく知られる。そういえば、先日(7月29日)「ばんけい峠のワイナリー」でいただいた絶品の蕎麦のクレープにはチコリ(追記:ルッコラの勘違いでした)の葉が添えられていた。

凋んだアサガオが目にとまる。内側に丸めるような凋み方と色合い(肉眼にはもっと赤く見えた)が美しい。

自宅裏のエゾアカバナ蝦夷赤花, Epilobium montanum)はまだ健在である。