新しいヌルデを発見する

札幌、曇り。昨夜から今朝にかけて降雪。数センチの積雪。昨日ほど寒さを感じない。今朝の藻岩山(→ Mt. Moiwa, December 6th, 2007)。

道はどこも真っ白。枯れ草や木々の枝や実も軽く雪を戴いている。

ある畑のアスパラガス(Asparagus spp.) 。

道端のノラニンジン(野良人参, Wild Carrot, Daucus carota)。

名を知らぬ草。

原生林のトドマツ(椴松, Abies sachalinensis)やエゾマツ(蝦夷松, Picea jezoensis)。

何度も通ったことのある小路に面した空き地に、なんとヌルデ(白膠木, Rhus javanica)を発見する。今までどうして気づかなかったのか不思議だ。あの三軒の空き家が解体されて更地になった土地から消えたヌルデがそこに蘇ったかのような錯覚に陥った。あのもう存在しないヌルデにしつこくこだわっていたから、気づくことができたのだろう。

ヌルデの実。

ヤマブドウ(山葡萄, Crimson glory vine, Vitis Coignetiae)の実もまだ落ちてはいなかった。