ムクドリの雄たち、手形


太陽。そばに蹄鉄のような形ができていた。今まで見たことのない二種のゴーストが写り込んでいた。

住宅街の中通りムクドリ(椋鳥, White-cheeked starling or Gray starling, Sturnus cineraceus)の雄(♂)の小集団に出逢う。「キュルキュル、キュルキュル」とちょっと濁った高い鳴き声を残して一斉に飛び去った。先日原生林で見かけたムクドリたちだと思う(六羽のムクドリ、町内に踊る活字たち)。コムクドリ(小椋鳥, Red-cheeked starling, Sturnus philippensis)とは違って、嘴が黄色い。


ムクドリとコムクドリの比較(『フィールドガイド 日本の野鳥』295頁、asin:4931150411


ハンドプリント。ブルース・チャトウィン(Bruce Charles Chatwin, 1940-1989)も注目したパタゴニアの「手の洞窟」とピーター・ビアード(Peter Beard, 1938 - )の「手形」を思い出した。


樹の影に惹かれる。

イチョウ(銀杏, Ginkgo, Ginkgo biloba L. )の落ち葉。

その主。

風太郎の友達。