ライラック

札幌、四日ぶりの青空が広がる。昨日は寒かった。午後から雪がちらついていた。まだ少し冷たい空気が気持ちいい。春とはいえ、まだまだ「色」は少ない。民家の庭ではフクジュソウかクロッカス、ごくまれにチオノドクサ(ユキゲユリ)やユキワリソウを見かけるだけ。カタクリはまだ。道ばたや原生林ではフキノトウだけ。樹々は芽吹いているが、花を咲かせているのは昨日のツツジだけ。ハクモクレンはそろそろだが、ウメやサクラもまだまだ。そういえば、ある畑の奥で咲いていた小さな紫の花はどうもチオノドクサの一種のようだ。今朝は裏山でアカゲラヤマガラを見かける。

サフラン公園のライラック(Lilac, Syringa vulgaris)が芽吹いていた。別名はリラ、ムラサキハシドイ(紫丁香花)。