イカリソウ、ユキヤナギ

札幌、曇り時々雨、のち少し晴れ間がのぞく。寒い。今朝の藻岩山(→ Mt. Moiwa, April 27th, 2008)。散歩でめぐる範囲内にある四つの畑が昨日のうちに耕されていた。

原生林の下草のなかにエゾエンゴサク蝦夷延胡索, Corydalis ambigua)が目立ってきた。通りに近い場所にも生えていた。


おっ、花か?へー、面白い形だなあ。調べてみたら、なるほど、という命名をされていた。イカリソウ(錨[碇]草, Epimedium grandiflorum var. thunbergianum)だった。。英名はbarrenwort、bishop's hat、fairy wings、horny goatweedなど多様な連想が生きていて面白い。


ハッとするような真っ白の小さな、直径5ミリ強の花をたくさんつけた低木がある。ユキヤナギ(雪柳, Thunberg's meadowsweet, Spiraea thunbergii)だった。たしかに「枝いっぱいに花をつけ柳のようにしだれる/小さな花が流れているようで風情がある」(「種類で探す花図鑑3:雪柳」)。英名に含まれる「sweet」も、なるほど。