ノビネチドリ、梅の果実

札幌、薄曇り。湿度が高く空気が重たかった(案の定、夕方から雨になった)。

今まで何度かハクサンチドリとして記録してきたこの植物は、同じラン科(Orchidaceae)のノビネチドリ(延根千鳥, Gymnadenia camtschatica (Cham.) Miyabe et Kudo)であることが判明した。江別市在住のGさんがお知らせ下さった。「葉が楕円形に近く、茎を巻く様になって居り、縁が波打っている」(Gさん)のが大きな特徴である。和名の「延根」は根が横に良くのびる、「千鳥」は花の形が小鳥の飛ぶ姿に似ていることに由来するという。

お前たちは誰だ? 未同定。

廃庭の梅(Ume, Prunus mume)の木に実がなっていた。梅酒もまたいい。