トチノキ、トウグミ

札幌、曇り。朝のうち涼しかったが、次第に蒸し暑くなった。夕方には小雨がぱらついた。


北西の空。穏やかな雲の様子。

南西の空。不穏な雲の様子。

風太郎は食欲も少し戻り、散歩もフルコースを「完歩」した。昨日とは「別犬」のようだ。治療をしたわけでも薬をのんだわけでもないのに、体調は回復しつつある。一安心である。

街路樹のトチノキ(栃の木, Japanese horse chestnut, Aesculus turbinata)が小さな実をたくさんつけていた。

トウグミ(唐茱萸, Goumi, Elaeagnus multiflora var. hortensis)の実が大きくなってきた。このトウグミは近所のあるお宅の庭から通りに枝を張り出しているのだが、実は直近にナシとクワもあって、その三本の木の枝は相互に複雑に乗り入れ合っているので、遠くからは、あるいは一瞥しただけでは、一本の木に見えるという有様である。見るたびに、トウグミとナシとクワはどこまでが自分かきっと分からなくなっているにちがいないなどと思ったりする。