ハナツリフネソウ、ヒメキマダラセセリ

札幌、曇り。蒸し暑い。藻岩山はすっぽりと霧のなかに隠れていた(→ Mt. Moiwa, July 19th, 2008)。


毎朝見るタチアオイ立葵, Hollyhock, Althaea rosea)。雨の滴(しずく)をわずかにとどめていた。こういうのをなんと表現したらいいのだろう?後ろ姿に「色香が漂う」?違うか。


アジサイ(紫陽花, Hydrangea, Hydrangea macrophylla form. macrophylla)にも滴が。


通りのど真ん中にある「坪庭」のスベリヒユ(滑莧, Pigweed, Portulaca oleracea)健在。


鉄のフェンスから顔だけ覗かせる見覚えのある花が目に留まる。「ハナツリフネソウ」という名前がふわりと頭の中に浮かぶ。実際ハナツリフネソウ(花吊舟草, Impatiens balfourii)だった。


アザミ(薊)の花の蜜を吸う小型の蝶に出会う。「マダラ(斑)」の入った名前のはずだと勘が働く。ヒメキマダラセセリ(姫黄斑せせり, Ochlodes ochraceus)だった。花はアメリオニアザミ(亜米利加鬼薊, Bull thistle/Scottish thistle, Cirsium vulgare Tenore)。


帰り道、また同じ場所で驚太(きょうた)に会った。昨日よりも一段と気を許してくれているように感じた。視線の先には風太郎がいる。