オニグルミ、ヤブカンゾウ

札幌にも「夏空」が。

京都で中西さんがふと見上げた空の色(http://d.hatena.ne.jp/gintacat/20080723/1216809464)に近づいて来た(→ 大判)。

原生林のオニグルミ(鬼胡桃, Japanese Walnut, Juglans mandshurica subsp. sieboldiana)の枝がフェンスを超えて通りに飛び出している。顔に触れるくらいの高さにある葉を撮る。たくさんなっている実はまだ青い。

近所の空家の廃庭にいつの間にかこんなスイセン水仙, Narcissus, Narcissus tazettaが咲いていた。もう萎れているように見える。昨日は気づかなかった。何見てたんだろう? 追記:id:kinaさんが早速コメントして下さったように、これは同じユリ目とはいえ、スイセンではなく、あくまでユリでした。詳しくはユリの仲間のヤブカンゾウ(薮萱草, Orange daylily, Hemerocallis fulva var. kwanso)です。萎れたように見えた花弁は、そうではなく、そもそもそのような花弁のようです。別名ワスレグサ。なんと「花が一日限りで終わる」そうです。英名daylilyに注目。なんと素敵なんでしょう。だから「ワスレグサ」なんでしょうね。まるで「夏の一日の夢」のようですね。kinaさん、重ね重ね、ありがとうございます。