いざ北へ2008おまけ3 「樽人」田村修二さんに会えるかもしれない

津軽海峡を飛び超えて来てくれる若い友人たちをなんとか時間を作って是非とも案内したい場所がある。日本一小さなワイナリーと異名をとる「盤渓峠のワイナリー」である。

昨年夏に写真家HASHI夫妻、そして秋には中山さん(id:taknakayama)をお連れした。そのワイナリーの「樽人」(素敵な肩書き)田村修二さんについて、HASHI夫妻と訪ねたときの記録にこんな紹介文を書いた。

田村さんは、かつて若い頃、ベトナム戦争の頃、アメリカに渡り、しかもスタンフォード大で、まさしく梅田さんのいう「シリコンバレー精神」を心底学んで来られた方だった。「フェアであること」、「組織ではなく個人を優先すること」、「いいアイデアにはお金と人が集まること」などなど、そんな風土が根付く可能性を北海道は持っているという信念に基づいて、産官学の多岐にわたる様々な活動をなさってきて、その一環として今のワイナリーがあるのだった。

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このエントリーには、「盤渓峠のワイナリー」だけでなく、藻岩山、そして札幌ビール園の様子もごく一部ながら窺える写真が掲載されているので是非ご覧いただきたい。「樽人」田村修二さんにお会いできるかどうかは当日行ってみなければ分からないが、田村さんにお会いできなくとも、訪ねてみる価値のある場所、「もうひとつの島」だと思っている。