約500人の脳と繋がる喜び

特に豊平川サウンドスケープと笑顔の練習の効果か、散歩後は、かなりいい調子でレポートの採点が進んでいる。

前エントリーでは「約500人分のレポートの採点に追われている。まだ先は長い。仕事、仕事。マネジメント、マネジメント。」と書いた。これは数の多さから来る仕事の大変さを訴えるためでは全然ない。念のため。正直な所、最初は「500人分かよー」とちょっとため息が出るが、読み始めると面白くて止められない。私は学生たちのレポートを楽しんで読んでいる。楽しみすぎて余計な時間をかけてしまう。なぜなのか考えてみた。

理由は簡単だった。それは約500人の学生たちの脳と間接的にではあるが次々と繋がるような感覚を覚えるからである。知らず知らずのうちに私は彼ら一人一人と対話している。「これはないだろう」とか「よし、よし」とか「本気か?お前!」などなど。中にはかなり意表を突かれて、大笑いしながらいたく感心してしまうレポートもある。僥倖である。倉田さん(id:atkura)なら分かるだろう。この感じ。ちなみに、評価は複数の客観的な基準に基づいた厳密な数値プラスαである。