仕事
青森、函館での仕事を終えて、昨夜遅く札幌に戻った。留守中、id:Kakaさんはじめ、遠い谺のような心の奥に響き躰の芯にしみるメッセージを色んな仕方で届けてくださった方々に感謝します。ありがとう。仕事の前後に時間を作って、青森と函館を見て歩いた。特…
もの言わぬ花のような木のような方たちと(Emmaus' 2009-09-04) 下川さん、そちらにコメントできないので、ここで応答させていただきます。下川さんが語れない、語るまいと思ってきたにちがいない仕事のことを書いて下さったことを嬉しく思います。私のこと…
鹿児島の南九州市川辺町の土喰(つちくれ)というすごい名前の村に「変な」アメリカ人が暮らしている。肩書きは民俗学研究者兼土喰小組合長のジェフリー・アイリッシュ(48歳)。シリコンバレーで育つも、17歳のときに黒澤明の『影武者』を見て日本に興味を…
見覚えのある初老の男性が二台の大型カメラを両肩からぶら下げてキャンパスで獲物を探していた。顔見知りのプロカメラマンのAさんだった。二台とも私愛用のカメラの値段の二十倍はするデジタル一眼レフの最高級機だ。仕事でも趣味でもすでに完全にデジタル…
The Ink-Keeper's Apprentice 複雑な家庭の事情から、12歳で一人暮らしを始めたアレン・セイ(1939– )は漫画家・野呂新平(1915–2002)の弟子となった。本書はその経緯を生き生きと物語った自伝小説、アレン・セイの最初の本である。あるとき、キヨイ(アレ…
数日前、近所のアパートで壁の補修工事が始まった。足場を組むだけでも丸二日がかりだった。親方の指示で四、五人のまだ若い左官たちがいきいきと働いていた。 静まり返った夜の工事現場。 今朝から壁の塗装が始まった。ペンキの刷毛を左右に動かす若者の姿…
公園での雪遊びを終えて帰途につく幼稚園児たち。散歩の帰り道、サフラン公園に近づくと黄色い歓声が聞こえてきた。色とりどりのつなぎのスキーウェアに包まれてふっくらとしたちびっ子たちが列をなして公園から出て行くところだった。総勢三十人以上。先生…
レポートの採点はかなり順調に進んでいる。ついつい目に留まった箇所を部分的に撮影したりするので、時間が余計にかかっている。学生たちはみなよく調べて書いている。感心、感心。なんとか今日中に終わりそうなめどが立ったが、かなり疲れたので、一息いれ…
特に豊平川のサウンドスケープと笑顔の練習の効果か、散歩後は、かなりいい調子でレポートの採点が進んでいる。前エントリーでは「約500人分のレポートの採点に追われている。まだ先は長い。仕事、仕事。マネジメント、マネジメント。」と書いた。これは数の…
暑い中、首筋を伝う汗を手拭で拭いながら、約500人分のレポートの採点に追われている。まだ先は長い。仕事、仕事。マネジメント、マネジメント。ところが、目の前には、千葉、名古屋、東京からの土産の数々が障壁のように立ちはだかっている。ついつい、手が…
私が勝手に欧文書体の「師匠」と呼んでいる人がいる。小林章さん。現在ドイツでご家族と生活をともにしながら、書体設計、フォント・デザインの仕事に励んでおられる。その生活と仕事の一端に触れることができるのはブログのお陰である。 小林章のドイツ日記…
いわゆるセンター試験、正式名称は「大学入学者選抜入試センター試験」、初日の朝、今日の日を狙ったように昨夜から降り続ける雪のなかを出勤する。今日の夕方の藻岩山(Mt. Moiwa, January 19th, 2008, no.1 & no.2)。