フウセンカズラ、エゾトリカブト、ヤマハギ、笑顔の思想

札幌、晴れ。暑い!


ああ、こんなところに、自然の風鈴が。極小の白い花をつけたフウセンカズラ(風船葛, balloon vine, Cardiospermum halicacabum)だった。涼しげな音が聴こえる気がした。


こんな風に透けて見えるとは予想しなかった。エゾトリカブト蝦夷鳥兜, Aconitum yesoense Nakai.)。


そよ風に揺れるヤマハギ(山萩, shrub lespedeza, Lespedeza bicolor)。


サフラン公園のハクモクレン(白木蓮, Yulan magnolia, Magnolia heptapeta[denudata])の下に佇み、見上げる。


左はたんぽぽ公園のアニマルたちと集合写真。セルフタイマーを使って、嫌がる風太郎をむりやり参加させて撮った。ついでに笑顔の練習。風太郎がちゃんとカメラ目線なのに驚いた。分かっていたようだ。右はトウモロコシ畑を背景に記念撮影。ついでに笑顔の練習。宿敵名古屋の坂東慶太の笑顔を思い浮かべながら。何やってんだか。ほんとに。

ここから下はマジメな方は読まないように。読んではいけません。

セルゲイさんの何気なく鋭い指摘(http://d.hatena.ne.jp/simpleA/20080801#c1217759086)に一抹の不安をおぼえていた私は今朝驚愕した。なんと京都の山ちゃん夫妻が手拭い爺のことを宮崎駿に似ている、そっくり、と言って勝手に盛り上がっているではないか(http://d.hatena.ne.jp/caesarkazuhito/20080805/1217959417)。狙っていた路線から微妙にずれて行く。でも、これぞセレンディピティ、僥倖。大変光栄だ。非常に嬉しい。宮崎駿ご本人のことはよく知らないが、少なくとも「笑顔」では負けないゾ。何の勝負かって? もちろん、「思想」です。笑顔の思想。21世紀の鍵となる思想です。ここで、そういえば、と思って、ベルクソン柳田國男にあからさまに言及するようではイケてない*1。むしろ、身近な人を笑顔で幸せな気持ちにできるか、包容できるかどうか試してみる。なかなかできないよ。そういう実践的な方向にステップを踏めるか、踊れるか(ニーチェid:Ryu-Higaのように)、乗れるか。それが大切、先決。

*1:「古典はこっそり読んで忘れるくらいがちょうどいい。」(手拭爺)