野ざらしのスケボー

札幌、小雨のち曇り。無風。涼しい。濡れたアスファルトの表情や水たまりに映る空、雲、電柱、電線などを見ながら歩く。アスファルトは濡れると足裏に柔らかく感じられる。


昨日記録し忘れたチャコちゃん(13歳、雌)。風太郎とほぼ同級生。


空き地の隅っこにキクの仲間の白い花が目に留まる。ナツシロギク(夏白菊, Feverfew, Chrysanthemum parthenium (L.) Bernh. &rarr 薬効)だった。


雨に濡れそぼっても一際目立つアメリカフヨウ(亜米利加芙蓉, common rose mallow, Hibiscus moscheutos)。



雑草たちが生い茂る空き地をフェンス越しに眺める。


玄関脇に立てかけたままのスケートボード。たしか5、6年前に意を決して買ったものだ。スポーツ店の若い男性店員には、まさか、お客さんが使うんですか? と驚かれた。失礼な。そうだよ! いいですね。そうだろ。そういうわけで、手拭い爺はスケボー爺でもあったわけでした。このスケボーでスイスイと風を切りながら笑顔を配達してみようかという「止せばいいのに」企画が花咲か爺の頭に芽生えてしまった朝だったのでした。