二日続きの雨は止んだ。雨、雪、雨、雪、雨ときて、次は雪だろう。そして、雪、雪、雪と続くだろう。寒くなると散歩に出るのが億劫になってくる。それでも、えいやー、と出ると、気分はよく、思わぬ出会いが必ずといっていいほどあるから面白い。散見された萎れた花々は次々と刈り取られ、わずかに残っていた生命の鮮やかな「色」もほとんどすべて消えかかり、町内の風景はますます寒々しくなってゆく。庭々の冬囲いが目立つようになる。ただ見て歩く人にすぎない暢気な私にとっては、草花は萎れようが、枯れようが、それはそれで美しいと感じていれば済むが、実際に世話をしている人たちにとっては、そういうわけにもいかないようだ。まるで、雪を迎える準備が仕事のように着々と進められるかのようだ。やっぱり、「なるようになる」主義の俺には無理だな。そんななかでも、目は無意識に「色」を探している。
帆足さんちのキク(菊, Garden mum or Chrysanthemum, Chrysanthemum morifolium)
大内さんちのシュウメイギク(秋明菊, Japanese anemone, Anemone hupehensis var. japonica)
リュウタロウ、1歳。たんぽぽ公園にて。
牧野さんちのヤグルマギク(矢車菊, Cornflower, Centaurea cyanus)
やっと佐々木さんに出会い、先日撮ったスナップ写真を渡す。喜んでくれた。しばし世間話する。
小坂さん。子ども見守り隊のバッチ、200円。しばし世間話する。
大槻さんちのエイジツ(営実)。ノイバラ(野茨, Multiflora Rose, Rosa multiflora)の果実。