プラタナスの雪葬

気分が重い。低気圧のせいかと思ったが、それだけではなかったようだ。雪が降った。湿って重たい雪が。プラタナスの「伐採」は昨日の事故のためか、降雪のためか、一時中断した。四本あるうちの一本が幹の途中から切り倒されたままだった。痛々しい斜めの切断面を雪が優しく覆っていた。その根元に横たわる幹を雪がすっぽりと覆っていた。すこし救われた気分になったのは、まるで雪に埋葬されたように見えたからかもしれない。わざわざ植えた樹を伐採することによって得られるものは高が知れている。失われるものははかり知れない。そんな気が重たくする。



庭木



原生林



サフラン公園。シナノキ(科の木, Japanese Linden, Tilia japonica)の果実と葉柄



サフラン公園。オオバボダイジュ(大葉菩提樹, Large-leaved Linden, Tilia maximowicziana Shirasawa



サフラン公園。イチョウ(銀杏, Ginkgo, Ginkgo biloba L.



サフラン公園。シラカバ(白樺, Japanese White Birch, Betula platyphylla var. japonica





藻岩中学校裏門横。プラタナス(紅葉葉鈴懸の木, London plane or Sycamore, Platanus acerifolia