「奥様は魔女」のタイトルスクリーンで使われるフォントの原作者は不明


昨日の「奥様は魔女」のタイトルスクリーンで使われるフォント同定の記事に関して、知り合いの編集者のUさんから、タイトルスクリーンのフォントは「1964年のオリジナルのロゴそのもので、作者はOPアニメを制作したハンナ・バーベラ・プロダクションHanna-Barbera Productions)の誰か(おそらく氏名不詳)でしょう。ホフさんは画面に表示された Bewitched と next in color を元に、残りの文字を創作してフォントセットを完成させたようですから」との興味深い指摘を受けた。フォントの同定としては間違いではなかったが、たしかに、私もミーシャ・ホフがそのフォントセットを制作した2000年以前、もっと前からそのフォントを見ていた記憶がどこかにあったらしく、かすかなひっかかりを感じていたので、ピンと来るものがあった。ちなみに、コピーライトに関しては、「2004 CPT Holdings」と表示がある。すなわちロゴの版権はコロンビア(Columbia Pictures Television)が所有する。以前は同じコロンビア系列のスクリーン・ジェムズ(Screen Gems)だった。