防寒耳カバー（Ear warmer）

年が明けてから、真冬日が多い。日中の最高気温が氷点下５℃以下という日も数日あった。それでも、朝の散歩の時には、秋からずっとフェルトのオヤジ帽（形による分類ではポークパイハットと呼ばれるらしい）で通している。半ば惰性だが、ちょっとした理由もある。写真を撮る時に、庇（ひさし）が降雪や陽射しをある程度遮ってくれて助かるのである。でも、耳を出したまま歩くことになるので、さすがに氷点下１０度ちかくになると、耳が痛い。手持ちのニット帽なら、耳まですっぽりと覆えるが、庇はついていない。手持ちの昔ながらの耳当て（イヤーバンド）をするとオヤジ帽がきつくて被れない。庇と耳当ての両方付いたイイ帽子がないかなあ、と探したが見つからない。

そんななか、最近イイ耳当てがあることを知った。その日の朝もかなり冷え込んでいて、耳がちょっと痛かったが、我慢していた。前方から顔見知りのハンチングを被ったＳさんが歩いてくるのが見えたと思ったら、急に立ち止まり、耳のあたりにしきりに手をやっている。何してるんだろう？　「寒いですね。どうしましたか？」「いや、ちょっと耳当てを」「え？　それが耳当てですか」「そう。耳だけを覆うタイプ。この間娘がプレゼントしてくれたんだよ」「へー、そんな耳当てがあるんだ」「そう、なかなかイイよ」「それはイイなあ。僕も探してみよう」

そういうわけで、下のような地味な防寒耳カバー（Ear warmer）を注文した。

【正規輸入品】イヤーラックス 防寒耳カバー フリース ブラック S-M TYEFL-BK-04

最初は下のシルバーラビットが可愛いくていいなあ、ウサギの気分にもちょっとなれそうだしなあと思ったが、似合うわけないでしょ、と女房に止められた。

【正規輸入品】イヤーラックス 耳あて シルバーラビット SMサイズ TYESR-04