2006-12-06から1日間の記事一覧

記憶と物語

作家の片岡義男さんは、人はある時代をその時代特有の物語によって生きること、そして時代は終わっても、その記憶は物語という形式で記録されることをさりげなく平易に書いている。 この物語の背景は、現在ではありません。いまではない、あるとき、そして、…

ライフログとプライバシー

美崎薫さんが報告している『Pervasive2004』を読んで、コンピュータの未来形を探る研究は人間の未来形を探る研究と分ちがたく結びついていることが印象的だった。しかし、ことネットワーク上に流通、流出する情報の扱いということになると、古くて新しい問題…

冬の眼

今朝は晴れ、藻岩山が見えた。雪がまた少し積もった。 だんだん裸になった樹の枝に積もる雪が、葉か花の代わりのように見えてくる。 秋にはトウモロコシ(トウキビ)がところ狭しと植えられていた畑。一面の雪。 昨日の出勤時の風景。