大規模排雪日


昨日大学を出ようとしたら夕焼けが目に留まった。自宅のある西方面、藻岩山の東側山麓の夕景。
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札幌、曇り。空一面灰色、グレイ。寒々しい景色だが、そんなに寒くない。

縄製の謎のポットの正体はまだ不明。その家の人に尋ねれば、分かるだろうが、その名前や機能を知りたいという急(せ)いた気持ちを鎮(しず)めてくれるような、そんなことは知らないままでその存在を気にかけ続けようという余裕のある気持ちが生まれる。いつまでもつか分からないが。

タンポポ公園のエゾノコリンゴの樹にゲストはいなかったが。別の樹にツグミ系の肩の白いラインが素敵な野鳥が一羽ひっそりととまっていた。周囲に仲間は見えなかった。

先週、回覧板で予告されていた通り、今朝は町内のあちらこちらで排雪作業が行われていた。次の現場に向かうパワー・ショベル・カーを追う作業員。

移動電光掲示板。「排雪中、排雪中、徐行、徐行、…」と赤い光のドット文字が流れる。

すでに懐かしい北海道キャンペーンのステッカー。これを見るたびに「試される」のは大地ではなくて、人間だろう、といつも思っていた。

大型ダンプカーが排雪される雪を積みに向かうところ。

家のすぐ近く、パワー・ショベルの作業現場。作業を一時中断してもらって、私と風太郎は雪の山を向こうからこちらに越えてきた。