去りゆく冬を惜しむ

札幌、曇り。寒くはない。風少し冷たし。

春の勢いに冬はどんどん後退していく。去りゆく冬を惜しむ気持ちが生まれる。散歩中、残雪にばかり目が行く。住宅街と原生林の間を往復するヒヨドリ(Brown-eared Bulbul)のカップルを見かける。

帰り道は95%春。

空き地の残雪。

シルエットのサイズ、体型、そしてその佇まいの様子から、シメ(Hawfinch)かなと思って36倍ズームで撮影し、後で写真を見たら、スズメ(Tree Sparrow)のようにも見えて来て同定できなかった。

今朝の散歩で見かけたスズメは五羽。みんなスズメ(Tree Sparrow)。ニュウナイスズメ(Cinnamon Sparrow)もイエスズメ(House Sparrow)も見なかった*1。そもそもスズメが少ない、と思った。スズメに気をつけるようになる以前は、もっとたくさんいたような気がしたのに。記憶違いなのか、それともスズメたちもどこかに移動したのか。それとも。ちょっと立ち話した近所のオジさん曰く、「そういえば、あまり見ないね。自然環境が変わったからかねえ。」

*1:「スズメの行く末」http://puh.web.infoseek.co.jp/suzumeikusue.htm参照。