ヒガラ(Coal Tit)に出会う

札幌、晴れ。風邪気味のため朝の散歩は家人にバトンタッチする。

通勤途中、一時停車してフロントガラス越しに藻岩山を撮影したが、なぜか露出過多で全体に色が抜けて白っぽい写真だった。ゲレンデの雪の白さよりも、山肌の濃い緑の部分が目につくようになった。

大学キャンパス内の植木に見たことがあるようなないようなスズメよりやや小型の野鳥を発見する。シジュウカラではないし、もしかしてイエスズメか、でも色が灰色系なので違うな、何だろうと思った。『フィールドガイド日本の野鳥』で検索したかぎりでは、体の特徴からしヒガラ(日雀, Coal Tit)に間違いないと思う。決め手は「翼には2本の白線がある」(264頁)だった。