雨上がりの朝の花見

札幌、曇り。やや寒い。昨夜からの雨は止んでいた。

道端のオダマキに宝石のような大きな雨の滴が二つできていた。

別の道端ではクルマバソウが群生していることに気づいた。ここにも、あそこにも。小さな宝石のような滴が散りばめられているように見えた。

空き地の雑草の間に名を知らぬ花が。

往路、ふと振り返って撮った藻岩山はちょっと怖い印象だった。

タンポポ公園の若葉に被われたエゾノコリンゴ。公園の奥から撮影。いつもは木の向こう側の通りを右から左へ向かって歩いている。手前の水道で風太郎は水を飲んだ。

あるお宅の庭の前を通りかかったときに目に留まった若木の花一輪。八重桜?

町内の桜の木はほとんど開花した。サフラン公園の公衆トイレを囲むハクモクレンの花弁が昨夜の雨風のせいでかなり落ちていた。公園奥の東屋の近辺に植えられたエゾヤマザクラの樹々も開花していた。五分咲きといったところ。見上げながら少しゆっくり歩いた。私流の「花見」。楽園の瞬間。