この花の名前は何?をめぐって、id:yukioinoさん、id:kinaさん、id:Emmausさんから貴重なお知らせをいただいた。非常に面白いことに、候補に挙がった名前はイチリンソウ(Anemone nikoensis)、ニリンソウ(Anemone flaccida)、サンリンソウ(Anemone stolonifera)だった。「イチ、ニイ、サン?」それぞれの名前から検索して画像を比較してみると、三つとも非常に似ている、そっくりだ。パッと見では区別できない。すると、その三つをどうやって区別したらいいか教えてくれるサイトが二つ存在した。
イチリンソウとニリンソウとサンリンソウ(No.2)
イチリンソウの仲間(本州以西編)
それらの説明をよく読んだ結果、花のサイズからイチリンソウの可能性は低く、根生葉の形からサンリンソウの可能性が非常に高いことが分かった。どうもサンリンソウ(Anemone stolonifera)のようだ。ところで、その三種とも、フクジュソウ、エンゴサク、カタクリを含む、私がなぜか心惹かれるスプリング・エフェメラル(Spring Ephemeral)の仲間であることも知れて嬉しかった。
それから、ダイナミックな枝振りが気になっていたこれについては、yukioinoさん、kinaさんが教えてくださった通りユキヤナギ(Spiraea thunbergii, baby's breath spirea, Thunberg spirea)に間違いないと思う。