向日葵、玉葱、南瓜、七竈、房酸塊、洋種朝鮮朝顔、西洋梨、小蝦夷蝉

札幌、薄曇り。やや湿り気を帯びた風あり。暑いほどではない。

藻岩山はわずかに霞んで見えた。写真はピンぼけだった。

昨日ニンニクの蕾らしきものを記録した畑は、大分前に記録したように、純粋な野菜畑ではなく、花から樹から多種の野菜までが混沌と共存する私の大好きなスペースになっている。そこで今朝は丈50センチくらいの可愛いヒマワリ(向日葵, Sunflower, Helianthus annuus L.)の背後に並ぶタマネギ(玉葱, Onion, Allium cepa)たちを記念撮影した。

別の、こちらは純粋な野菜畑で、トウモロコシ、ジャガイモ、カボチャの三種が整然と区分けされて栽培されている。歩道に一番近い一角はカボチャ・ゾーンになっていて、黄色い花も目につくが、今朝は直径10センチくらいに生長したまだ色の薄いカボチャ(南瓜, Pumpkin or Squash, Cucurbita)の実が目に入る。

カボチャたちを俯瞰した。

ナナカマド(七竈, Mountain Ash, Rowan, Sorbus commixta)が実をつけていた。

未だ収穫も窃盗もされないフサスグリ(房酸塊, Redcurrant, Ribes rubrum)の熟した実。

そのすぐ傍(A地点)に三株植えられたヨウシュチョウセンアサガオ(洋種朝鮮朝顔, Datura stramonium)の異常にトゲトゲした果実は毎朝目に留まる。気になる。

主人のいなくなった隣家の廃庭のセイヨウナシ(西洋梨, Pear, Pyrus communis L.)は少し大きくなった。同じ洋梨でも、何なのかは不明。ラ・フランス(La France)だろうか、パートレット(Bartlett)だろうか。

自宅玄関前のアスファルトの上をノソノソと歩いていたコエゾゼミ(小蝦夷蝉, Tibicen bihamatus)。羽の付け根を傷めているために飛べないようだった。危険なので、裏山の松の木に避難させた。そういえば、一昨日のYouTubeにアップしたツクツクボウシのビデオを一回観ると、下の方に、"cicada"と付けたタグのつながりで、世界中からYouTubeにアップされた「蝉」にまつわるビデオがサムネイル画像によってリストアップされる。いつの間にかYouTubeビデオのインターフェースが進化していた。そのなかで「17 year cicadas outbreak」(http://www.youtube.com/watch?v=6I3CNnLdnQc)に思わず見入ってしまった。幼い頃それを知って何かを深く感じた「蝉の一生」について思いを巡らした。僅か1週間の地上の生のために、17年間地下、地中でじっと待つような一生。