花吊船草、白花桔梗

札幌、晴のち曇り。爽やか。

藻岩山。全容がくっきり見えた。

東の空。

南の空。

しかし、西の空は雲に覆われていた。

そして、北西の空には雨雲が。


一昨日ランの仲間ではないかと半信半疑で記録したこの花は、pirikainankleさんのご指摘で、ツリフネソウの仲間だと分かり、調べたところ、ハナツリフネソウ(花吊船草, Impatiens balfourii)と同定することができた。原産地は西ヒマラヤ、別名カシミールバルサム(Kashmir balsamum) 。ヨーロッパではエディンバラ王立植物園の教授Sir Isaac Bayley BalfourにちなんでBulfour's touch me not の名でも知られる。

不図、あるお宅の庭の奥にすくっと延びた茎の先端に白い花がすっきりと見えた。一瞬、タチオアイのイメージがよぎるが、よく見ると、キキョウ(桔梗, Balloon flower, Platycodon grandiflorum)の白花だった。