ノイバラの果実、未確認果実

札幌、小雨模様。Tシャツでは寒いと感じた。気分が重い。低気圧のせいかと一瞬思う。

藻岩山。

散歩途中から雨脚が少し強まる。雨を楽しむ気持ちが少し萎えている。いかん、いかん。ダークサイドに堕ちかけている。雨に打たれたときこそ、鼻歌が出てくるようでなければ。そう自分に言い聞かせなければならないのは、まだまだ未熟な証拠。修行が足りない。

6月11日に、違う場所で花を記録したノイバラ(野茨, Rosa multiflora)の果実。葉の色合いが随分違う。「果実は営実(エイジツ)と称し寫下薬、利尿薬になり、日本薬局方にも記載されている。」(ウィキペディア


この直径1センチ弱の四つずつ固まってついている、光の加減でえんじ色(crimson)か赤茶色(reddish brown)に見える果実は、見たことがあるような、ないような、思い出せそうで、思い出せなかった。葉の形から「しらみつぶし」的に検索したが、未同定(unidentified)。

ちょっと色にこだわっているのは、押し入れで眠っていた、子どもたちが幼い頃使っていたサクラ・クーピー・ペンシル60を戯れに使い始めて、それで色同定しようとしたから。