札幌、曇り。肌寒い。
雨上がりの朝、藻岩山の手前のこんな低空になぜか水蒸気がどんどん集まって、層をなし始めた。
めずらしい横縞の斑入りが目をひいた細長い葉を撮影した直後に、足下のアスファルトの路上に落ちていた大きなカエデの黄葉が目に飛び込んできた。
ススキ(薄)の園芸種らしいタカノハススキ(鷹の羽薄)とイタヤカエデ(板屋楓)の仲間のエゾイタヤ(蝦夷板屋)。エゾイタヤの木を見上げるのを忘れた。
昨日、調べがつかなかった径1センチに満たない小さな黄色の実をつけた低木を今朝も撮影した。
(全容1)
(全容2)
(果実)
(枝の先端と葉の付き方)
情けないことに、まだ調べがつかない。
追記。バラ科のベニシタン(紅紫壇, Rock cotoneaster, Cotoneaster horizontalis)が最も似ている。流通名はシロシタン、コトネアスター。ベニシタンは普通は盆栽としてミニサイズのものしか見ないが、このように高さ1メートルくらいにまでは生長する。果実はこれから赤くなるようだ。