くるみ割り人形たち(The Nutcrackers)、Painted Lady、シナノキ

札幌、快晴。爽やか。

原生林から枝を伸ばすオニグルミ(鬼胡桃, Japanese Walnut, Juglans mandshurica Carr.)の下からインカルシペ(Inkar-us-pe, 藻岩山)を望む。文字通り、「いつも眺める所」である。オニグルミの枝の真下の道端の側溝に果実がたくさん落ちている。

六つ拾ってきた。

自宅玄関脇で果皮を剥いで、軽く水洗いした。

台所でタワシを使って、核に付着している繊維をきれいに落とした。

朝刊に、表面の水分を吸収させた。

陽の当たるダイニングの窓辺に並べて乾燥させる。「くるみ割り人形たち(The Nutcrackers)」。

時間を戻して、

今朝は派手な和服の柄のようにも見える蝶を見かけた。英名はPainted Lady、なるほど。ヒメアカタテハ(姫赤立羽, Nymphalis antiopa asopos)。

空き家四軒が立ち並ぶ売り出し中の土地で、一軒の家の前にはきれいな薔薇がたくさん咲いている。


サフラン公園の入口でいい木陰を作っている樹の名前は知らなかった。葉と果実と幹の写真を初めて撮った。これこそシナノキ(Japanese Linden, Tilia japonica)だった。先日真駒内河畔のドロノキ(Japanese Poplar, Populus maximowiczii )をシナノキと見誤ったのだった。

私が歩く町内では珍しい札幌軟石を見た。石山地区では札幌軟石を使った建造物をよく見かける。