ヤマブドウ、ナナカマド、プラタナス、シロバナハギ

札幌、晴れ。爽やか。

「共有地」のヤマブドウ(山葡萄, Crimson glory vine, Vitis coignetiae)の一房だけが朝陽を浴びて照り輝いていた。

ナナカマド(七竃, Mountain Ash, Rowan, Sorbus commixta)が色づき始めている。

モイワ山。

右手の住宅の方から道に飛び出してきた子猫が風太郎に気づいて立ち止まり警戒の視線を向けた。

トウモロコシ畑では実をもがれて倒された残りの体が土に還り始めていた。

いつものように藻岩中学校裏門前を通り過ぎようとしたとき、何か異変があることに気づいた。えっ!ない。プラタナス(鈴懸の木, Platanus orientalis)の木陰がない。見上げてギョッとした。歩道に面した半分がバッサリと切られてなくなっているではないか。なぜ?何の問題もなかったはずなのに。信じられない。

昨日まではこんなだったのに。気持ちが滅入る。

滅入った気持ちで歩いていると、道ばたに白い小花を沢山付けた枝を美しく垂れた低木、シロバナハギ(白花萩, Lespedeza thunbergii var. albiflora)が目に飛び込んできた。少し気が晴れた。